はじめまして。

ライターのふじこと申します。

仕事に行くのがつらい朝は、誰にでもあります。

それは甘えではなく、真剣に仕事に向き合っているからこそ生まれる自然な感情です。

私も働く中で、不安や悩みに何度もぶつかってきました。

人間関係に戸惑ったことも、慣れない業務に苦労したこともあります。

ここでは、私が経験した悩みや不安、そして向き合ってきた工夫をお伝えします。
小さな工夫が気持ちを前向きにしてくれました。

この記事が気持ちを整理する一歩になれば幸いです。

転職と今の仕事を選んだ理由

私はライティングの仕事をしながら、ビルメンテナンス会社の総務部で働いています。

給与計算や社会保険の手続きなど、正確さが求められる業務を担当しています。

この仕事に就く前は、医療事務を8年間経験しました。

患者さんと向き合う毎日の一方で、家庭では娘の中学受験を支え、心身に余裕のない日々が続いていました。

コロナ禍も重なり、働き方や生活のあり方を改めて考えるきっかけにもなりました。

受験が落ち着いた頃、このまま慌ただしい毎日を繰り返してよいのか、もっと自分の時間を大切にしたいと思い、転職を決意しました。

医療現場から事務職への挑戦は知識も経験もゼロからのスタートでしたが、今のライフスタイルには合っていると感じています。

仕事と生活のバランスを見直し、自分を取り戻すための一歩になりました。

転職して感じた不安と現実

転職して環境は変わりましたが、不安が消えたわけではありません。


現在の職場は穏やかで働きやすい環境ですが、大きな経営方針や人事に関する決定は本社が行うことになっています。


印象的だったのは、ある日突然、同僚の契約が打ち切られたこと。
業績悪化と説明されましたが、一方的な決定だったのは明らかでした。
「次は自分かもしれない」と不安がよぎり、安定は表面的だと気づかされました。

初めて担当した社会保険などの労務手続きは、ミスが許されず毎日緊張の連続でした。


書類を出すたび「これで正しいのか」と不安がつきまといましたが、向き合う工夫を重ねるうちに少しずつ心は軽くなっていきました。

不安と向き合うために試したこと

不安やプレッシャーはなくならないものの、工夫すれば気持ちは軽くなります。

意識したのは「完璧を求めすぎない」こと。分からない業務はその都度調べて覚え、少しずつ前に進むようにしました。

同時に業務改善にも着手しました。アナログ作業を電子化し、電子申請やAIを活用する仕組みを提案しました。

単純作業の時間が大幅に減ったことで、集中すべき確認作業に時間を割けるようになり、ミスが減り自信に繋がりました。
この小さな工夫の積み重ねで効率が上がり、周囲からも喜ばれるようになり、大きな励みになりました。

さらに、「不安は成長のサイン」と捉えることで前向きに行動できるようになりました。

私が安心して働くために必要だと思うこと

最も大切にしたいのは、立場や経験を尊重し合える風通しの良い環境です。

年齢や役職に関係なく意見や提案を安心して出せる雰囲気があれば、組織は柔軟に成長できるはずです。


私自身も「こうあるべき」という固定観念にとらわれず、変化を受け入れる柔軟さを持ち続けたいと考えています。

・安定して働ける安心感

・自分の力で改善できるという実感

この二つを大切にしながら、前向きに仕事と向き合っていきたいです。

自分にできることから、少しずつ

年齢を重ねるにつれて、仕事への考え方や悩みは変わっていきます。

ただ、「人との関わり方」や「仕事への向き合い方」に迷うことは、どの年代でも特別なことではありません。

私も若い頃、意見が合わない相手に感情的になり、関係を悪くした経験があります。

そこから学んだのは、相手を変えるより自分の接し方を見直す方が早く効果的だということでした。

相手の背景や立場に思いを巡らせるだけで、不思議と関係がラクになることがあります。

さらに意識しているのは、次のような小さな工夫です。

  • 相手の話を最後まで聞く:途中で遮らず、まず受け止める。
  • 否定ではなく質問で返す:「わからない」ではなく「もう少し詳しく教えてもらえますか?」と尋ねる。
  • 感情的な反応を避ける:すぐ答えず、一呼吸おいてから話す。
  • 感謝を言葉にする:些細なことでも「ありがとう」を伝える。
  • 伝え方を工夫する:注意や指摘はメールよりも対話で。

人間関係を変える近道は、相手ではなく自分の姿勢を整えることだと感じています。

悩みは、あなたを前に進める力になる

不安や迷いは立ち止まらずに歩いている証拠です。

「今のままでいいのか」と考える気持ちは、よりよく働きたい、成長したいという前向きなエネルギーにつながります。

もし今つらさの中にいるなら、自分を責めないでください。悩みを抱えることは弱さではなく、強さの一部です。

小さな一歩でかまいません。自分のペースで、少しずつ前に進んでいきましょう。

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